WordPressを利用した複数人開発では、GitHubなどでテーマやプラグインは差分を管理することが多いものの、データベースの管理方法は様々です。
一つに、リモートのテストサーバーを用意してこれを正として扱い、各々が移行プラグインなどを使って適宜ローカル環境にインポートする、という方法があります。
この場合、何度もインポート作業を繰り返していると、今操作している環境がどちらなのか混乱することがあります。
WordPressにはデフォルトで管理画面の配色を設定する機能がありますが、データベースをインポートするとこの設定も上書きされるので、毎度設定し直さなければいけません。
この記事では、この問題を解決する方法を紹介します。
必須プラグインを作る
WordPressのMust-use pluginsは、データベースのインポートによって設定が変わることはありません。ローカル環境のwp-content/mu-pluginsディレクトリ(ない場合は作成)の中にツールバーの色を変更するプラグインを追加しましょう。
/*
Plugin Name: Ishilog Custom Toolbar
Description: change toolbar color
Author: 14D
Author URI: https://ishilog.net/
License: GPL2
*/
function my_custom_toolbar() {
$color = '#ff0000';
echo "<style>#wpadminbar{background-color: {$color};}</style>";
}
add_action('wp_head', 'my_custom_toolbar');
add_action('admin_head', 'my_custom_toolbar');
ダッシュボードとフロントのツールバーの色が変わり、一目で環境が分かるようになります。
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